研究室訪問やオープンゼミに行くべき理由 ゼミ選びと選考対策の両面から解説

研究室訪問やオープンゼミに行くべき理由 ゼミ選びと選考対策の両面から解説

学生
学生

どのゼミにするか決める頃なんだけど,研究室訪問とかオープンゼミは行った方がいいのかな?🤔

この記事ではこんな↑疑問に答えていきます!


記事のタイトルにあるとおり,結論としては研究室訪問やオープンゼミは行った方がいいです。
この記事ではその理由について詳しくお伝えしていきます。

  • 研究室訪問やオープンゼミに行くべき?
  • ゼミ選択から見たメリットとデメリット
  • ゼミ選考の対策から見たメリットとデメリット

この記事は実際に現役大学教員としてゼミを担当したりゼミ選考を行ったりしている経験を基に書いています。

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この記事を読んでもらえれば,研究室訪問やオープンゼミに行くべき理由が分かりますし,実際の行動にもつながると思います。
3分程度で読める短めの記事ですので,ぜひ最後まで読んでみてください

1.研究室訪問やオープンゼミには行くべき!

学生
学生

そもそも研究室訪問とかオープンゼミって何?🤔

研究室訪問というのは,教員にゼミの内容や運営方法などについて直接聞くための制度です。
高校までは「職員室」があって,教員はそこに集まっていたと思います。
大学の教員の場合は,基本的に「研究室」と呼ばれる個室が与えられています。

研究室訪問というのは要するに「教員訪問」で,直接教員に話を聞きに行くということです。
大学によって違うかもしれませんが,ゼミ選択の時期になると「研究室訪問」の期間が設定されたりします。
この期間のどこかでアポを取り,研究室訪問をすることになります。
(事前に日時を指定している教員もいるかもしれません。ただ,その場合にも都合がつかなければ別途アポを取ればOKだと思います。)

次にオープンゼミですが,これは読んで字のごとく,ゼミ活動や様子を学生に公開しているものです。
実際にゼミをやっているところを見学できるといった感じです。
基本的には出入り自由で複数のゼミを見ることができると思います。

そして,この記事の一番大事な結論というか前提をお伝えしておきます。
それは,

研究室訪問やオープンゼミには行くべき

です。
これは,

  • どのゼミを選ぶかというゼミ選択の点
  • ゼミの選考に通る(受かる)かどうか,その対策の点

のどちらから見ても行くべきです。
この後,順番にその理由を説明していきます。

2.ゼミ選びのためにも行くべき

学生
学生

どのゼミにしようかな?🤔

と悩んでいる場合には,研究室訪問やオープンゼミに行ってみると良いです。

ゼミ選びで大事な4つのポイントはこちら↓の記事で詳しく書いていますが,そこで解説した「①関心のある分野」,「②運営方法が合う」,「③雰囲気が合う」,「④論文を書いている教員」という4つのポイントのうち,①~③を研究室訪問やオープンゼミで見ることができるからです。

とべお
とべお

オープンゼミだとゼミの雰囲気も実際に見て判断できるし,研究室訪問は教員のキャラも見れるし,かなり細かいことまで聞くことができるよ👍

ということで,ゼミ選びの点から見て基本的にメリットしかありません。

学生
学生

デメリットはないの?🤔

と思うかもしれませんが,デメリットは基本的にありません。

あえて言えば,

  • 時間を取られる(わざわざ行くのが面倒くさい)。
  • 態度が悪い(オープンゼミの時に寝てるとか)と逆にマイナスになる。

なんてことは考えられますが,こんなこと普通はないですよね(笑)

3.ゼミ選考の対策としても行くべき

次に,ゼミ選考の対策としても研究室訪問やオープンゼミに行くべきだということをお伝えしておきます。

学生
学生

それってつまり,ゼミ選考で有利になって,合格しやすくなるってこと?😮

とべお
とべお

うん,そういうことだね!
その理由を説明していくね。

こちらの記事↓でお伝えしたように,ゼミ選考の際は特に,教員は学生に関して常に情報不足です。
つまり,研究室訪問やオープンゼミ(特に研究室訪問)に来て話をするというのは貴重な情報になるんです。


そして,研究室訪問やオープンゼミに来たということは基本的にプラス(評価)になります。
なぜなら,

  • ゼミに関心を持っているんだろう。
  • やる気があるんだろう。

と思うからです。
もちろん,絶対にそうだとは言えないのですが,教員の「経験則として」このように思いますし,実際にそうだと思います。
実際のところ,全体で見れば来ない学生の方が多いですし…

ゼミ選考への影響という点から見ても,デメリットは基本的にありません。
基本的にはプラスに捉えられますから,悪い印象を与えるようなことをしない限りはプラスになります。
悪い印象を与えるようなことというのは,たとえば,

  • ゼミシラバスやゼミ紹介に書いてあることを聞く。
    →「基本的なことも調べてなくて,ただ来ただけなんだ」と思われる。
  • 態度が悪い。
  • アポを取らずにいきなり突撃してくる。
    →(個人的には気にしませんが,気にする人が多いように思います。)

といった感じです。
こうなると研究室訪問やオープンゼミに行ったことがマイナスになってしまいますが,逆に言えば,このくらい変なことをしなければ基本的にプラスになると思ってください。
ちなみに,1つ目の例は実際に経験したことがあります。
悩みましたが,最終的にその学生は合格にしました。
結果的には真面目な学生でしたが,本人にも「最初は正直印象良くなかったよ~(笑)」と笑い話として言った記憶があります(笑)

まとめ

以上,研究室訪問やオープンゼミに行った方が良い理由を説明してきました。
簡単にまとめておきましょう。

  • 研究室訪問やオープンゼミには行くべき。
  • ゼミの様子や教員のキャラを見れるから(ゼミ選択の点)。
  • 情報不足の教員に,基本的にプラスの情報を与えられるから(ゼミ選考対策の点)。

事前にアポを取ったり,時間を取られたり,ということはありますが,それ以上に大きなメリットがあります。

ゼミを選ぶ時期になったらぜひ研究室訪問やオープンゼミに行ってみてください。
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m

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その他適宜追加します。

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